続・50代60代のシンプルな暮らし方に必要なモノ・コト #番外編

衣食住の他に

前回は「衣食住」の「衣・食」についてお話しした。
今回は「住」と50代60代以降にもつながる必要なモノ・コトである「お金と健康」についてお話ししたい。足掛け12年間の介護生活を通して感じた「お金と健康」の話である。



衣食住の「食」で必要なモノ・コト


持ち家か賃貸か

絵に描いたようなシンプルな暮らし方を実践するならば持ち家のほうが良いだろう。ただ人生の最期まで持ち家で暮らすことは現実的ではない。

自分がいなくなった時に持ち家の処分をどうするかまで決めることが自分の家を持つ条件となる。このことはシンプルな暮らし方のすべてについて当てはまる。

寝る部屋と食事をする部屋

寝る部屋は食事をする部屋と分けた方がよい。ワンルームで暮らしている人は、1DKか1LDKで暮らした方がよい。

寝る部屋とは心身をリラックスさせる部屋であり、食事をする部屋とは心身を活性化させるための部屋である。寝る部屋は落ち着きのある部屋に、食事をする部屋は明るい部屋にした方がよい。

どこで時間を過ごすことが多いか

シンプルな暮らし方をする住まいを考えるときに、モノの整理から考え始める人がいる。モノの整理には時間がかかる。モノの整理より前に自分がどこで一番時間を過ごすかを考えて欲しい。

一番時間を多く過ごす場所を心地よくすることから考えた方がよい。私は寝る部屋に8時間、仕事をしていないときはキッチンか食事をする部屋に4時間はいる。ちなみに食事をする部屋はLDKである。

何があると心地よいか

時間を多く過ごす場所が決まったら、何があると心地よいかを考える。便利ではなく心地よいかどうかを基準にしている。

私の場合は食事をする部屋(LDK)のキッチン部分を除くと、ソファ・スピーカー・ライティングデスク(収納用)・イス・小さなテーブル、小さなテレビ、大きめの観葉植物、以上である。テレビとテーブルはなくてもよいが、なにかと使うので仕方がない。

音楽と雑誌・新聞などはiPad miniで済ませている。LDKでは紙本をよく読む。ディスプレイから離れることが心地よい暮らし方になっている。




人生後半戦に向けて必要なモノ・コト


50代60代のうちに

人生後半戦のスタートは50代60代である。70代は過渡期、80代からは最終戦と考えている。70代になるまでに考えておきたいコトがある。「お金と健康」についてである。

両親の介護を行って感じたのは、70代から考え始めても50代60代とは違い頭が格段に働かないということだ。自分から何かをしようというのではなく、人に勧められて動くことが多くなる。

お金のコトはシンプルに

人それぞれ懐事情というのは異なるが、50代60代にかけてはできるだけお金の流れをシンプルにしておくべきだと思う。取引銀行、カード類、証券債券、保険関係などはモノの整理ではなくコトの整理だ。

現在ではATMどころかネット銀行使っている人も多いだろうが、この先に新たな取引方法が出てきたときに対応できないかもしれない。50代60代の内にシンプルにしておいた方がよい。

健康をシンプルに考えるとは

年を取ること、つまり加齢は病気ではないが、年と取るにつれて病気にはなりやすくなってくる。健康と病気は相反するものではない。ただ体に不調を感じたと時には、健康状態が低下して体調が悪いのか、病気の症状として体調が悪いのかは自己判断では分からない。

シンプルに考えるとは、健康状態を数値にして考えるということである。自宅で測定できる体重や血圧の他に、定期的に血液検査を行うべきだ。 既往症や持病がある人や症状によっては血液検査の範囲が広がる。遺伝性もあるので用心には越したことはない。

シニアの関心事は健康とお金と「〇〇」

ソニー生命の「シニアの生活意識調査2016(ソニー生命)」によれば、シニアの関心事は健康とお金と旅行がトップ3である。確かに観光地では外国人とシニアの旅行客が多い。調査の対象となったのは50歳から79歳までで範囲は広いモノの元気なシニアが多くなった。というよりは高齢社会そのものなのである。旅先での健康とお金の扱い方を考えると、日常の暮らしが見えてくる。

余談ではあるが、旅先での万が一のために旅行保険だけはかけておいた方が良い。




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「シンプルライフ」の意味には「シンプルな生き方」と「シンプルな暮らし方」の2つの意味がある。「シンプルな考え方」では共通しているのだが、このブログでは「シンプルな暮らし方」を次回から多く取り上げたいと思う。

いつも読んでいただき本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。