シンプルな考え方でシンプルに暮らす #5 3×3で1週間をコーディネート

シンプルな服装

「シンプルな服装」からイメージするのは飾り気のない服装ではないでしょうか。では「飾り気のない」というのはどのような意味なのでしょうか。また「飾り気がない」とどんなよいことがあるのでしょうか。


他人を気にするオシャレ、自分を気にするシンプル


オシャレという感覚

現在の「オシャレ」という感覚はその語源からくるものではなく、「目新しい、よく似合っている」という意味で使われていると思います。「流行りの、個性的な」という意味もありますが、似合っていなければオシャレではありません。

他人の目を気にする

服装は自分のためだけではなく、他の人との協調性にも役立っています。1人だけ違う服装というのは良くも悪くも目立ち協調性が伴わないからです。排他的な見方をすれば疎外感を味合わせたり味わったりもしますが、一方では憧れの的になることもあります。

シンプルと機能的

シンプルな服装には、柄物よりも無地が好まれ、実用的でない飾りは不要と考えられることが多いと思います。また体形に合った大きさ、体の動きに合った伸縮性、そしてメンテナンスの容易さなどが機能的な服装が好まれます。

シンプルとオシャレ

シンプルな服装とは機能性を優先させ、オシャレな服装は飾り気(ファッション性)を優先させるというのが一般的な印象です。例えば同じ白の服装である医療関係者のユニフォームと純白のドレスとではどちらがシンプルで、どちらがオシャレでしょうか。




TPO+αとコーディネートで楽しむためには


服装とTPO+?

服装に大切なのは昔から「TPO」だと言われています。Time(時間)・Place(場所)・Occasion/Opportunity(場合/機会)に合った服装といういう意味です。これは前述の協調性を表すことにも含まれています。そしてもう1つ、最近ではPersonality(個性)またはStory(物語)も服装で表します。

ワンパターンで

シンプルな服装は飾り気がないだけにワンパターンになりがちです。いつも同じようなシャツとパンツ、そして変わらないジャケットや鞄・帽子など、その人の外見的な印象を固定してしまいます。外見とは第一印象であり、仕事でも生活でもとても大切なことです。

コーディネート

ワンパターンとは同じ服を着続けることではなく、同じような服を選ぶことです。3枚1組のシャツ、3足1組のソックスなどは典型的なワンパターンです。ところが同じシャツでもパンツを3種類、ジャケット・帽子・鞄が同じでなければワンパターンにはなりません。コーディネートが大切なのです。

3×3で1週間過ごす

色違いのシャツを3枚、色違いのパンツを3本、形は同じでも違ってもかまいません。ジャケット1着+靴2足で1週間は違うファッションで過ごせます。アジア人は胴長ですのでシャツの色違いは特に注意したいところです。これを1パターンとすれば、2パターンくらいあれば十分に服装を楽しめます。




50代60代の服装に何が足りないのかというと


50代60代の服装

50代60代の服装はオンとオフの差が大きい人が多いのではないでしょうか。人前に出る時と自宅で過ごすときの差が大きいということです。これはTPO+αの個性とストーリーが欠けているからだと思います。

ストーリー性のある

個性のある服装というのはファッションセンスが必要ですが、ストーリー性のある服装というのはなにもコスプレをしろと言っているのではなく、自分が一番自分らしく見える服装をこころがけてはどうかということです。

服装は姿勢で決まる

服装は体のスタイルの良さよりも体の姿勢の良さで印象が左右されます。体の姿勢は骨格と筋肉の強さと柔らかさで決まります。そしてシンプルな服装というのは体の姿勢が強調されます。

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50代60代のシンプルな服装というのは、TPO+αを心がけることと体のよい姿勢をつくることだと思います。

シンプルな考え方(5) 服装=組合せ