住まいを変えてシンプルに暮らすためには
50代60代の住まいは持ち家と賃貸ではどちらが良いのだろうかと考えたことがあると思います。現在、私は親が残した実家に後片付けを兼ねて住み込んでいます。家の内外のメンテ、近所づきあい、固定資産税、修繕費、そしてこれからの季節は雪国にならではの除雪作業もあり思いのほか時間が取られます。


持ち家か賃貸かを考えるために必要な4つの項目とは


持ち家か賃貸か?


持ち家か賃貸かということを考える前に、現在の状況を踏まえなければどちらがいいかということは言えません。賃貸がいいというのを読んだり聞いたりしてしまうとそうかなと思ってしまいますし、この金利が激安時代に住宅ローンを組まない手はないと言われればそうかなとも思うのです。

先入観よりも先読み力

現在の状況で踏まえなければならないのは、「家族構成・世帯収入・世帯支出・健康状態」の4つです。FP(ファイナンシャルプランナー)に依頼するとより細かくインタビューされますが、大切なことは現状認識です。この4つの項目について現状認識をした上で計画を立てるためには先読み力が必要です。

受け身では決められない

持ち家か賃貸かということだけをとっても4つの項目の先読み力が必要になり、これらの項目を受け身で決めるのでは先読みしていることにはなりません。他からの情報を自分でも確かめ、それから自分で決めて、決めたことを実現するように動かなければならないのです。とは言っても先読みしていたことが大きく変われば計画も変えることも必要になります。

計画と予定の違い

計画はイベント中心に考え、予定はイベントの時期を決めることです。例えば自分が住む持ち家を建てる計画には、準備から完成後までと完成後に住み始めてから手放すまでの計画を立てることが必要です。そしてそのイベントごとに年月を決める作業が予定を組むことです。

先読みしたことに違いが生じた時には、計画と予定を同時に変更することもありますし、計画を変えて予定を変更しないこと、計画を変えずに予定だけ変更するということも考えておかなければなりません。




50代60代になって年齢相応のライフスタイルを考える


50代60代からの住まいは?

50代60代になれば30代40代の頃と比べて変化が生じてきます。その変化を受け入れて計画を変えているでしょうか、もしくは予定を変えているでしょうか。住めば都、住めば我が家と、長年暮らしていると変わらないことが安心感へとつながります。ただこれからも変わらないということではありません。

住み慣れた街を変える

50代60代になると前述の「家族構成・世帯収入・世帯支出・健康状態」が変わります。現時点では自分にとって住みやすい街でもこれから先も住みやすいとは言い切れません。どのような観点から住みやすさを考えればよいのかは、下記のデータが参考になると思います。データ自体は年々変わりますので、データよりも調査項目に着目するとよいと思います。



住み慣れた家を変える

住み慣れた街と同じように住み慣れた家についても見直すことが必要です。持ち家ならば老後のためにリフォーム(リノベーション)をしたいと考えると思います。賃貸であれば50代60代になると年齢による制限がかかることがありますので、最後のチャンスと考えなければなりません。特にひとり暮らしの場合は要注意です。個人的には「自立型サービス付き高齢者住宅」を視野に入れて今から情報を集めています。

「入居条件:自立/施設種別:サービス付き高齢者住宅」で検索しました

ライフスタイルを変える

住み慣れた街を変える、住み慣れた家を変える前に考えておきたいのが「ライフスタイル」を変えることです。長年に渡って積み上げてきた生活習慣は、なかなか変えることができないものです。突然起きる自然災害や事故、体調の変化に現れる病気にはいざというときの準備や心構えができても、「加齢・老い」はゆっくりと進みますので準備や心構えを怠りがちになります。年齢相応のライフスタイルに変えることが大切です。




シンプルな考え方の基本を身につける


ライフスタイルを変えるためには、住まいだけではなく、食べるもの、身につけるものと考えがちですが、目に見える「もの」だけではなく、目に見えない「こと」を変えていくことも忘れてはなりません。むしろ目に見えない「こと」のほうが変えづらいのです。

例えば時間の使い方を変えてみてはどうでしょうか。テレビを見る時間数と時間帯を変えてみる、食事に携わる時間数と時間帯を変えてみる、人間関係を深める時間数と時間帯を変えてみるなど変える余地は意外とあるものです。

ライフスタイルを変えるときには負担にならないように、多いと思う「もの・こと」を減らすことを考えるようにします。まずは減らすことを考え、それから増やすことを考えることです。これは「シンプルな考え方」の基本であり、シンプルライフの初歩となります。

「50代60代からの暮らし方」を変えることに抵抗があるかもしれませんが、「シンプルな暮らし方」に変えると考えてみてはどうでしょうか。